ようやく3本目


時間無制限で事例を解くと、僕の場合は平日1本、休日3本が限界。
「全体構造だけ考えて、方向性だけ考えておしまい」っていうのは、もう少しあと。

答練や模試のように限られた時間内なら「エイ、ヤァ」って書けるんだけど、無制限にすると微妙な表現に引っかかる。
仕事柄、表現にはうるさいから、どうしても細かいところが気になる。
模範解答をみてると、「?」ってときもあったりする。


その表現だと「診断報告書」には書けても、本にはならないんだよなぁって思う。


僕が2次試験で初めて感じたギャップがこれ。


2次試験の場合、限られた字数の中にありったけの情報を詰め込もうとするから(当然、設問に忠実に解答したとして)、いきおい、漢字10文字(!)の普通だったら絶対使わないキーワードを作ってしまったりすることもある。


文章は相手に伝えるために書くわけだから、そういう意味では「2次試験の解答」も「本の原稿」も同じといえば同じなんだけど、「限られた時間内に」「正しい日本語で」「与件文から企業やその取り巻く環境等の情報を読みとって」「設問に忠実に」「他の受験生と差別化をはかって」「すべての質問に」「全体的な一貫性をもって」「すべてのマス目を埋めて解答する」というのは、なかなかたいへんだ。


残念ながら受験機関では、「合格答案の書き方」は教えてくれるけど、「(本になるレベルの)原稿の書き方」、つまり「正しい日本語」は教えてはくれない(当たりまえだけど)。


編集者って仕事はなかなかたいへんである。。。


って今日も3本だよ。。。orz


★★今日の事例3★★
・MMC事例Ⅲ「Q2」(時間無制限)
・同解答の写経
  →むずかしい。。。
   設問の意味するところ、解答の方向性、書き方、表現、字数、バランス。。。
   時間をかけただけあって、全体の方向性は掴めたが、まだ細部でははずしている
  →切り口多様のキーワード羅列答案から、もう1段上へ
   いまは「坂上雲」さんが以前N先生に言われてた「引きつってる」答案に近いかも。
   「いい答案」は時間がかければ書ける(ときもある)ようにはなってきた
  →短時間でいけるか? そこが問題。


今日は、事例の解説読みながら寝る。