再答案・事例1

ようやく事例1の再答案ができました。
随分とさぼっちゃったので,時間がかかりましたが,
離れていた分,自分の再現答案を気にせず書けたせいか,
再現答案と比較してみたら,まさにMの方向性。。。orz


せっかく書いたので,takeshiさんにトラックバックしておきますね。


改めて比較すると,
再現答案とはいえ,文章稚拙だし,与件使えてないとこ多いし,
本試験時の解答は,もっとすごいだろうから,
またまた落ち込みそう。


がんがって事例Ⅱも仕上げるよ!


(2006/12/14:解答に色付け)


第1問
強みは,①関係会社間での企業グループ再編で確立した
事業基盤を有し,また②安定販売先があることに加え,
③自立性が保たれているため独自の営業活動もでき,④
マネジメント人材の供給を受けられること,等である。

弱みは,①親会社への売上依存度が高く,また②親会社
からの転籍者が継続的に代表取締役になり,③取締役人
事や大規模投資案件でA社独自の意思決定ができず,④
自社業績だけで給与水準を設定できないこと,等である。


第2問
(設問1)
A社は海外営業拠点による既存取扱商品や顧客需要を捉
えたファインケミカル品等の取引拡大を図りながら,顧
客の各種動向の早期察知による原材料の委託製造コーデ
ィネート事業等新事業を推進し経営ビジョンを実現する。

(設問2)
A社は,親会社の動向を捉えファインケミカル品等の取
扱いにより関係性の維持・強化を図りながら,海外営業
拠点を基盤としたコーディネート事業等独自のビジネス
モデルの構築・展開により,経営ビジョンの達成を図る。


第3問
(設問1)
デメリットは,A社は製品別,地域別の部門制で各々の
統括部門がないため,①経営者にかかる負荷が重く②意
思決定に時間がかかり③部門間のコミュニケーションが
乏しく④機動性に劣る等新規事業の展開が困難である。


(設問2)
A社は,①製品別,地域別の各部門の統括部門を設置し
て部門間コミュニケーションと機動性の強化を図り,②
30代中堅社員の管理職登用で新規事業展開の推進を図り
経営ビジョン達成と継続的成長が可能な組織構築を図る。


第4問
デメリットは,再雇用制度を受け入れる組織文化が醸成
されていないため,以前の上司を部下として扱う管理職
はモチベーションが低下し,再雇用される側は給与が低
く抑えられるためモラールが維持しにくい,等である。