この部数、おどろくべきか


雑誌や新聞の発行部数は以外と知られていませんが、
それでも最近はインターネットのおかげで、
水増しされた(?)部数でも目につく機会が多くなりました。


雑誌や新聞の部数は社団法人日本ABC協会のサイトを見ればだいたいわかりますが、
実はここの数値は自己申告制ですので実際には当てになりません。


さて、本題。
Yahoo!ニュースを見ていたら小学館から発行されている
「少年サンデー」の部数に関する記事を見つけました。
いまの少年サンデーの発行部数は90万部しかないらしい。


ちなみに集英社の「少年ジャンプ」。
大学生まではドラゴンボールを読むために買ったり立ち読みしてましたが、
ここのところ立ち読みすらしていません。
当時は800万部(?)なんて数字が踊っていた記憶がありますが、
いまはなんと300万部割れ(今年は。。。だと思う)。


新聞の部数に至ってはちょっと古いですがこんなデータが。
そして毎日新聞にいたっては最近こんな記事がでてました。
(ABC協会データで、北海道で68,000部しかでてないのね)


先日、出版学会で業界の方達が自分達の現状をいかに把握していないかを目にしてきましたが、
出版業界だけでなく、新聞も同じ穴の狢のようです。


マスメディアに関連する業界の人たちは、
もう少し自分達の置かれている現状を読者や視聴者に正しく報道していただきたいものです。