無印良品の会長と社長のお話を伺って


今月の嶋口研究会は良品計画代表取締役社長(兼)執行役員 金井 政明氏。
お話は非常におもしろく、そしていろいろな示唆に富んでおり、
良品計画の未来だけでなく、今後の日本企業のあり方等、
いろいろなことを考えさせられた。


実は去る6月7日の法政ビジネススクール(HBS)の講義で、
代表取締役会長(兼)執行役員 松井 忠三氏のお話も伺っていたので、
今月は良品計画のトップ2人のお話を聴く機会に恵まれたことになる。


松井会長のお話は良品計画の経営面のお話が中心、
金井社長のお話は製品開発やブランド面の話が中心と、
被るところはほとんどなかったように思う。


時代が良品計画の理念に追いついたのか?
と一瞬そうも思ったが、同社は2001年にリストラを含めたかなりの経営
危機に見舞われている。
そう考えると、当初の「経営理念」に立ち戻ることができたこと、
いや、立ち戻れるような、時代を感じさせない「経営理念」を持っていたこと
そのことこそが、良品計画の強さの秘密かもしれない。


研究会後、IMの同期2人と食事。
皆、それぞれの世界で頑張っているようだ。
僕もがんがっていこう!